大家族にこだわります
世代間交流の歴史
その後、女性の社会進出が進み、保育所設立への地域の期待の声が高まり、昭和51年(1976年)に江戸川保育園を設立。昭和62年に養護老人ホーム、保育園、特別養護老人ホーム、高齢者在宅サービスの四施設を合わせた幼老統合施設を建設。
そこから本格的な世代間交流がスタートする。平成元年(1989年)には保育士や介護士、看護師、調理師、事務員、運転手など全職種が関わった職種横断の「ふれあい促進委員会」が発足。
世代間交流の取り組み
ふれあい促進委員会
江東園の全職種が関わり、委員会を組織。活動内容は以下の通り。(委員:20名)
①全職員の世代間交流に関する意識向上と組織文化の醸成
②園児・利用者の訪問活動、オープン保育、季節行事の企画・運営
③園児・利用者の成長や変化を記録する。
④江東園内でのふれあい活動PR(ふれあい夢広場)
⑤江東園外へのふれあい活動PR(ブログ)
オープン保育
月に一度は、保育園のおともだちたちとおじいちゃん・おばあちゃんが丸一日一緒に過ごします。「開かれた保育」という意味でオープン保育と呼んでいます。季節の装飾を一緒に作ったり、風船遊びなどをして過ごしています。
訪問活動
保育園のおともだちがおじいちゃん・おばあちゃんのお部屋を訪ねてふれあいます。
おともだちは普段の保育室を離れたあそびにワクワク。おじいちゃん・おばあちゃんたちもワクワクして待っています。
季節行事ウィーク
こどもの日、七夕、節分、ひな祭りの季節行事はウィークとして、おともだちたちとおじいちゃん・おばあちゃんたちのふれあい期間となります。
サマーキャンプ
毎年、7月に1泊で九十九里にサマーキャンプに出かけます。昼間は海で遊んで、夜はみんなで大宴会&花火大会です。おじいちゃん・おばあちゃんも大忙し。休んでる暇なんてありません。
日常
お昼寝でなかなか寝付けないおともだちにトントンしてあげたり、ちょっと難しいボタンを助けてもらったり・・。おともだちもおじいちゃん・おばあちゃんたちもそれぞれが寄り添いながら生活しています。